迷彩の模様と、見分けるのに必要な時間
監修: 色彩101
研究で分かったこと 66 / 80問
イギリスの研究で、25人に、葉の模様の背景に動物の形の標的を短い時間だけ見せ、位置と、捕食する側の動物かされる側の動物かを答えてもらいました。標的は単色、分断模様、縁を強調した分断模様の3種類です。標的が背景から目立つ条件で、見分けるのに長い提示時間が必要だったのは?
正解
D. 縁を強調した分断模様だけ
解説
アバテイ大学(イギリス)などの研究グループが、18〜60歳の27人に実験を行い、25人を分析しました。標的は、明暗2色の斑で輪郭をまぎらわす分断模様、その斑の縁で明るい斑をより明るく・暗い斑をより暗くした模様、単色の3種類です。背景の明るさを半分にした目立つ条件では、位置を正しく答えるのに必要な提示時間は3種類で同じくらいでした。見分けるのに必要な時間は、縁を強調した模様だけが他の2種類より長くなりました。必要な提示時間は200〜500ミリ秒の範囲で、画面上の実験の結果です。
参考文献
- Sharman, R. J., Moncrieff, S. J., Lovell, P. G.(2018)Dissociating the effect of disruptive colouration on localisation and identification of camouflaged targets. Scientific Reports, 8, 6599. https://doi.org/10.1038/s41598-018-25014-6
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。