夜の照明の色と就寝時刻
監修: 色彩101
研究で分かったこと 69 / 80問
日本の大学生447人と中国の大学生327人に、夜に過ごす部屋の照明が電球色(低い色温度)か昼光色(高い色温度)かと、普段の就寝時刻を尋ねた研究があります。報告されたのは?
正解
C. 日本では昼光色の群の就寝時刻が有意に遅かったが、中国では差がなかった
解説
九州大学などの研究グループが、2014〜2015年に日本の大学生447人と中国の大学生327人に質問紙調査を行い、夜に過ごす部屋の照明が電球色に近いか昼光色に近いかと、普段の睡眠の時刻を尋ねました。夜に昼光色の照明を使う人は日本で61.6%、中国で80.8%でした。日本では、昼光色の群の就寝時刻と入眠時刻が、平日も休日も電球色の群より有意に遅く、休日の睡眠の中央時刻も遅くなりました。中国では、どの睡眠の指標にも有意な差がありませんでした。質問紙による調査で、著者らは照明の色と睡眠の時刻の関連として報告しています。
参考文献
- Higuchi, S., Lin, Y., Qiu, J., Zhang, Y., Ohashi, M., Lee, S.-I., Kitamura, S., Yasukouchi, A.(2021)Is the use of high correlated color temperature light at night related to delay of sleep timing in university students? A cross-country study in Japan and China. Journal of Physiological Anthropology, 40, 7. https://doi.org/10.1186/s40101-021-00257-x
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。