面積効果 ― 色見本と壁で、同じ色の見え方を比べる
塗料や壁紙は、カタログの小さな色見本を見て選びます。選んだ色を壁一面に塗ると、色見本で見たときと印象が変わることがあります。
この教材では、画面の上で同じ値の色を、小さな色見本と大きな壁に置いて見比べます。3つの課題で、あなたの目で感じた差を記録します。所要時間は5分ほどです。
課題 1色見本から、壁の色を選ぶ
塗料のカタログにある小さな色見本から、壁に塗る色を1つ選んでください。選んだ色が、部屋の壁一面に塗られます。
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色見本と壁を見比べてください。壁の色は、色見本と比べてどう見えますか?
画面の上では、色見本も壁も同じ値()です。
壁に当てた色見本の輪郭を消すと、どこにあるか分からなくなります。2つの面は同じ色です。
課題 2同じに見えるところまで、壁の色を動かす
壁の色だけを少しずつ動かします。色見本と同じに見えるところで「ここで同じに見える」を押してください。動かした量が、あなたの目で感じた差です。
課題 3色見本の大きさを変える
色見本の大きさを4段階で変えます。どの大きさから、壁と同じに見えますか? 同じに見えた大きさを押してください。
記録この端末での答え
答えはこの端末の中にだけ保存されます。別の色見本を選んで、もう一度やり直せます。
| 選んだ色見本 | — |
|---|---|
| 課題1 壁の見え方(明るさ) | — |
| 課題1 壁の見え方(あざやかさ) | — |
| 課題2 同じに見えるまで動かした量 | — |
| 課題3 同じに見えた色見本の大きさ | — |
面積効果とは
同じ色でも、塗る面積が変わると、明るさやあざやかさの見え方が変わることがあります。この現象は「面積効果」と呼ばれています。
国際照明委員会(CIE)の技術報告 CIE 208:2014 は、見たときに視野の20度を超える大きな色を対象にしています。報告の要旨によると、実験室での試験では、大きな色は小さな色より明るく、あざやかに見えました。色相が変わることもありました。実際の部屋での結果は、実験室の結果と一致しないこともあったと書かれています。
この教材の画面では、色見本と壁に同じ RGB の値を置いています。色の値は同じなので、違って見えたぶんは、見え方の差です。課題2で動かした量が、あなたの目で感じた差です。
色を選ぶときの確かめ方
壁や家具の色を決めるときに、できるだけ大きな試し塗りや見本を、塗る場所と同じ光の下で見る方法があります。小さな色見本で選ぶときは、課題2で記録した差を思い出し、大きな面で見え方が変わるぶんを見込んで選ぶ方法もあります。
この教材について
色彩101の「操作して学ぶ教材」の1本です。登録なしで使えます。答えはこの端末の中にだけ保存され、サーバーには送られません。
参考文献
- CIE (2014). Effect of Stimulus Size on Colour Appearance. CIE 208:2014(技術委員会 TC 1-68). ISBN 978-3-902842-36-7. CIE の刊行物のページ
感想使ってみてどうでしたか
ご回答ありがとうございました。今後の教材づくりの参考にします。