顔の色の好ましさと文化の違い
監修: 色彩101
研究で分かったこと 64 / 80問
白人22人と中国人22人の観察者が、色を加工していない実際の顔写真80枚を見て、肌の色にもとづく好ましさを評価した研究があります。文化の違いとして報告されたのは?
正解
D. 中国人の観察者は、白人の観察者より、色と明るさの手がかりに頼って顔の好ましさを判断していた
解説
英国のリーズ大学などの研究グループが、色を加工していない実際の顔写真80枚(白人の顔40枚、中国人の顔40枚)について、平均の色、色のばらつき、コントラストなど19の色の特徴を測りました。白人の観察者22人(平均24.3歳)と中国人の観察者22人(平均26.1歳)が、魅力・健康そうに見える度合い・見た目の年齢を評価しました。顔の平均の色だけでは役割が限られ、色のばらつきやコントラストを合わせると、色と好ましさの結びつきはこれまでの報告より強いことが分かりました。中国人の観察者は、白人の観察者より色と明るさの手がかりに頼る傾向がありました。
参考文献
- Lu, Y., Xiao, K., Yang, J., Pointer, M., Li, C., Wuerger, S.(2022)Different colour predictions of facial preference by Caucasian and Chinese observers. Scientific Reports, 12, 12194. https://doi.org/10.1038/s41598-022-15951-8
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。