歯の色の自己評価と気分
監修: 色彩101
研究で分かったこと 68 / 80問
健康な成人100人(男女50人ずつ、平均32.2歳)が自分の歯の色をシェードガイドで選び、術者の目視の判定や測色計の値と比べたイタリアの研究があります。報告されたのは?
正解
A. 気分が前向き(活動的・満足)な人ほど、自分の選んだ色と術者の判定が一致しやすかった
解説
イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学などの研究グループが、前歯に修復物のない健康な成人100人(女性50人・男性50人、平均32.2歳)に、VITA のシェードガイドで自分の歯の色を選んでもらい、術者の目視の判定と測色計の値と比べ、気分の尺度(POMS の短縮版)も測りました。性別と、本人と術者のずれの大きさに有意な関係があり、女性は完全一致か、記号と数字の両方が違う回答が多く、男性は片方だけが違う回答が多い結果でした。活動的・元気・満足といった前向きな気分は、本人と術者の一致と相関しました(τ=0.17〜0.23)。
参考文献
- Mazur, M., Ndokaj, A., Westland, S., Ottolenghi, L., Ripari, F., Ardan, R., Piroli, M., Grassi, R., Nardi, G. M.(2025)Influence of Gender and Emotional State on Tooth Colour Perception: A Clinical Study. Prosthesis, 7(6), 138. https://doi.org/10.3390/prosthesis7060138
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。