聞いた色名と、見えにくくした色の円
監修: 色彩101
研究で分かったこと 67 / 80問
英国のサセックス大学で、英国英語を話す20人に、片方の目に速く切り替わる模様を見せ続けて、もう片方の目に出した色の円(10色)を見えにくくし、円が見えたらボタンで答えてもらう実験がありました。円の前には、ヘッドホンで色名か雑音を聞かせました。報告されたのは?
正解
C. 円と違う色名を聞くと見つける感度が下がり、同じ色名を聞くと見つけるまでの時間が短くなった
解説
サセックス大学(英国)の研究グループが行った3つの実験の2つ目です。英国英語を話す20人(平均21.3歳)に、片目には1秒に10回切り替わる灰色の濃淡のます目を、もう片方の目には赤・青など8色と白・黒の円を出しました。分析した19人では、円と違う色名を聞いたときの見つける感度(d′)が3.71で、同じ色名の4.23、雑音の4.22より低くなりました。見つけるまでの時間は、同じ色名で平均1.80秒、違う色名で2.10秒、雑音で2.04秒でした。対象は大学で集めた英国の若い成人です。
参考文献
- Forder, L., Taylor, O., Mankin, H., Scott, R. B., Franklin, A.(2016)Colour Terms Affect Detection of Colour and Colour-Associated Objects Suppressed from Visual Awareness. PLoS ONE, 11(3), e0152212. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0152212
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。