診療所の面談室の壁の色
監修: 色彩101
研究で分かったこと 15 / 80問
イギリスの総合診療所で、面談室のオフホワイトの壁を淡いオレンジ系の2色に塗り替え、塗り替えの前と後に利用者が質問紙で気持ちを答えた研究があります。塗り替えの後に回答した18人について報告されたのは?
正解
A. 年齢が高い人ほど、気持ちの項目の点が上がる傾向があった
解説
ノーサンプトン大学(イギリス)の研究者が、支援の届きにくい人を主に診る総合診療所の面談室で調べました。オフホワイトの壁を、3回のフォーカスグループ(計8人)の意見をもとに、NCS表色系の淡いピーチ系のオレンジ2色(S 0510-Y60R と S 0520-Y50R)に塗り替えました。質問紙には塗り替えの前に63人、後に18人が答えました。18人の7項目の平均はすべて上がり、「歓迎されている」は3.11から3.83になりました。前後の差は年齢と正の相関を示し、「安心」と「幸せ」の項目で中程度でした。対象は1か所の診療所の利用者に限られます。
参考文献
- Volpe, V.(2016)Can colour enhance emotional well-being in a primary care non-clinical consulting room? – A mixed-method study. Journal of the International Colour Association, 15, 19-30. https://www.aic-publishing.org/ojs/index.php/JAIC/article/download/163/156
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。