光を遮る眼鏡と脳波
監修: 色彩101
研究で分かったこと 71 / 80問
カナダの研究で、40人に、紫・藍・青・緑の光(380〜570nm)を99%以上遮る眼鏡、透明な眼鏡、眼鏡なしの条件で、5分ずつ安静にしてもらい脳波を測りました。遮光の眼鏡で報告された変化は?
正解
B. 前頭部のベータ波が弱くなった
解説
ビクトリア大学(カナダ)の研究グループが、24〜65歳の45人(平均43歳、女性25人)の脳波を測り、雑音の多い5人を除く40人を分析しました。前頭部(Fz)のベータ波(13〜30Hz)の強さは、遮光の眼鏡で0.65μV²、透明な眼鏡で0.75、眼鏡なしで0.77で、遮光の眼鏡のときに有意に低い値でした。シータ波とアルファ波には条件による差がなく、中心部と頭頂部の電極でも差はありませんでした。測ったのは5分間の安静時です。変化の仕組みは今後の課題だと著者らは述べています。
参考文献
- Boere, K., Krigolson, O. E.(2024)The effects of multi-colour light filtering glasses on human brain wave activity. BMC Neuroscience, 25, 21. https://doi.org/10.1186/s12868-024-00865-0
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。