夕暮れに見やすい布の色
監修: 色彩101
研究で分かったこと 57 / 80問
夕暮れをまねた環境で、色覚が正常な20人と、1型2色覚(長波長に感度をもつ錐体を欠く色覚)7人・2型2色覚5人に、染めた布の見やすさを評価してもらった日本の研究があります。1型と2型の人で「明るさ」の評価が最も高かった布は?
正解
C. 無地の蛍光の黄
解説
日本の研究グループが、夕暮れをまねた環境で、色覚が正常な20人(平均21.0歳)、1型2色覚の7人(平均46.7歳)、2型2色覚の5人(平均56.6歳)に、赤・黄・白・黒・蛍光の黄・蛍光の橙など10色を使った布を2つずつ比べてもらいました。明るさの評価は、1型と2型では無地の蛍光の黄が最も高く、白と黄の縞と差がありませんでした。色覚が正常な人では蛍光の橙が最も高く、蛍光の黄と差がありませんでした。黄は色覚異常のある人にも最も見やすく、蛍光ならさらに見やすいと著者らは述べています。
参考文献
- Iizuka, T., Kawamorita, T., Tsuji, H., Kanai, H., Hirai, T., Suzuki, H., Handa, T., Ishikawa, H.(2022)High visibility colored fabrics for normal trichromats and individuals with color vision defects in a sunset-simulated environment. PLoS ONE, 17(9), e0274824. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0274824
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。