照明の色の変化の気づきやすさ
監修: 色彩101
研究で分かったこと 62 / 80問
イギリスの研究で、色覚が正常な8人に、果物などを置いた箱の中の場面をLED照明で照らして見せ、最初の照明と同じ照明を2つの中から選んでもらいました。6700Kの照明から色みを4つの方向に変えたとき、変化に最も気づきにくかった方向は?
正解
A. 青みの方向
解説
ニューカッスル大学(イギリス)などの研究グループが、色覚が正常な8人(20〜28歳、女性6人)に、10チャンネルのLED照明で照らした箱の中の場面を見せました。6700Kの照明から青み・黄み・赤み・緑みの4方向に照明を変えると、正答率が75%になる色の差(ΔEuv)は、緑み10.7、赤み17.9、黄み18.0、青み25.7でした。青みの方向の変化が最も気づかれにくく、著者らは、青みの昼光の下で物の色が最も変わらずに見えることを示すと述べています。灰色の背景では、多色の背景より変化に気づきやすくなりました。
参考文献
- Pearce, B., Crichton, S., Mackiewicz, M., Finlayson, G. D., Hurlbert, A.(2014)Chromatic Illumination Discrimination Ability Reveals that Human Colour Constancy Is Optimised for Blue Daylight Illuminations. PLoS ONE, 9(2), e87989. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0087989
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。