林の中の残雪と、作業者に当たる光
監修: 色彩101
研究で分かったこと 7 / 80問
青森県八甲田山の猿倉山麓の同じ林で、地表に残雪があった2022年5月23日と、雪が解けて土が出ていた2024年6月5日に、林の中の色と光を測った日本の研究があります。残雪があった年について報告されたのは?
正解
B. 垂直な面に当たる光の紫外光の比率が、雪の無い年より高かった
解説
信州豊南短期大学などの研究者が、林業の作業着や装備の色を選ぶための資料として、標高約870mのブナを中心とする林で、地上約150cmから四方の風景と地表を撮影し、照度計と紫外光強度計で光を測りました。残雪の年は、地表の画像が白や灰色の無彩色で占められ、雪の無い年は黄緑や茶色が多くなりました。上空からの光に対する、東西南北の垂直な面に当たる紫外光の比率は残雪の年のほうが高く、地表からの反射光も大きくなりました。測定は1か所の林で、各年1日ずつです。
参考文献
- 松村哲也(2025)青森県猿倉山麓林内における新緑期の残雪が色彩の視認性に与える影響. 中部森林研究, 73, 24-25. https://doi.org/10.60341/chufr.73.0_24
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。