ニュートン『光学』のスペクトルの色の区切り
監修: 色彩101
色の文化と歴史 25 / 37問
ニュートンの『光学(Opticks)』の第4版(1730年。初版の序文の日付は1704年)は、第1巻第2部の実験7で、プリズムで作ったスペクトルの色の境目を記録しています。ニュートンは、境目で区切られた長さの比を、何の比になぞらえたでしょう。
正解
A. 音階の音を鳴らす弦の長さ
解説
『光学』第1巻第2部の命題3・実験7で、ニュートンは、自分より色を見分ける目の確かな助手に、スペクトルの色の境目へ線を引かせました。何度も繰り返した記録はよく一致し、境目はスペクトルの辺を「Musical Chord」(楽器の弦)のように分けていたと書いています。区切られた7つの区間は、赤・橙・黄・緑・青・藍・菫の色が占める幅です。境目までの長さの比を、1、8/9、5/6、3/4、2/3、3/5、9/16、1/2 という、主音から1オクターブ上までの音を鳴らす弦の長さの比で示しています。
参考文献
- Project Gutenberg「Isaac Newton, Opticks: or, A Treatise of the Reflections, Refractions, Inflections and Colours of Light, 4th ed.(London: William Innys, 1730)Book I, Part II, Prop. III, Exper. 7」(2026-10-17 閲覧) https://www.gutenberg.org/ebooks/33504
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。