合図の色とプラセボ効果
監修: 色彩101
研究で分かったこと 54 / 80問
他人が「緑の光の後の刺激は痛みが弱い」と評価するのを見せてから痛みの刺激を与え、プラセボ効果が起きるかを調べたポーランドの研究があります(5群、各13人)。報告されたのは?
正解
B. 見せた群ではプラセボ効果が起きたが、緑・赤・図形のどれを合図にしても効果の大きさは変わらなかった
解説
ポーランドのヤギェウォ大学の研究者が、健康な女性65人を5群(各13人)に分け、全員に同じ強さの痛みの刺激を、緑と赤の光、または円と四角の図形の後に与えました。実験群は、刺激の前に、モデルの人物が緑の光(または赤の光、円)の後の刺激を、もう一方の合図の後の刺激より痛みが弱いと評価する様子を観察しました。観察した群は、対照群より合図の後の刺激を痛みが弱いと評価し、観察によるプラセボ効果が起きました。緑の光・赤の光・円のどれを合図にしても、効果の大きさに有意な差はなく、合図の種類や色は効果に影響しませんでした。参加者は各群13人です。
参考文献
- Świder, K., Bąbel, P.(2016)The Effect of the Type and Colour of Placebo Stimuli on Placebo Effects Induced by Observational Learning. PLoS ONE, 11(6), e0158363. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0158363
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。