顔の赤みの差と、健康そうに見える判断
監修: 色彩101
研究で分かったこと 40 / 80問
イギリスの大学生26人に、肌の赤みだけを変えた同じ顔の画像を2枚続けて見せ、「どちらが赤いか」「どちらが健康そうか」「どちらが魅力的か」を選んでもらった研究があります。判断に表れるのに必要な色の差について報告されたのは?
正解
A. 赤さの違いに気づく差は、健康そうか・魅力的かの判断に必要な差の約半分だった
解説
セント・アンドルーズ大学(イギリス)の研究グループが、男女2人ずつの顔写真の肌の部分を、血中の酸素が多いときの赤みに近づけたり遠ざけたりした画像を作り、大学生26人(18〜22歳、女性19人・男性7人)に2枚ずつ見比べてもらいました。判断に表れる色の差(閾値)の平均は、赤さがΔE 0.67、健康そうかが1.44、魅力的かが1.38でした。赤さの閾値は他の2つより有意に小さく、健康と魅力の閾値には有意な差がありませんでした。健康と魅力の分析は24人分で、顔は4枚の写真に限られます。
参考文献
- Re, D. E., Whitehead, R. D., Xiao, D., Perrett, D. I.(2011)Oxygenated-Blood Colour Change Thresholds for Perceived Facial Redness, Health, and Attractiveness. PLoS ONE, 6(3), e17859. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0017859
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。