塗料業界で活きる色彩力を学ぶ──CCS「基礎編」カラーコミュニケーション for セールス 2026年度(JPMA主催)
公開日
色彩は、デザイナーや色彩研究者だけのものではありません。塗料や塗装に関わる現場でも、顧客とのコミュニケーションや提案の質を左右する重要なスキルです。日本塗料工業会(JPMA)をはじめとする3団体が主催する CCS「基礎編」~カラーコミュニケーション for セールス は、塗料業界の営業・企画・設計担当者が、色彩を実務に活かすための知識と感覚を身につけられる2日間のセミナーです。
セミナー概要
CCS(Color Communication for Sales)「基礎編」は、塗料・塗装業界で働く方を対象に、色彩を活用した顧客対応力を養うことを目的としています。色彩理論や配色だけでなく、塗料の成分や塗装仕様といった製品知識まで一体で学べる構成が特徴です。
営業・企画・マーケティング・設計など、塗料に関わる幅広い職種が対象。色彩の理論と塗料の実技を横断的に学べる点が、他の色彩セミナーと一線を画します。
内容のポイント
2日間にわたり、座学と実習を組み合わせたカリキュラムが組まれています。
1日目:色彩と塗料の基礎を理解する
- 塗料と塗装の基礎知識:成分・顔料、発色・つや、隠ぺい性・耐候性
- 色彩の基礎知識:順応や残像、マンセル表色系、塗料用標準色、色のイメージ
- 色彩設計の基礎:配色調和、ライフスタイルと色彩
- 体験学習:カラーシミュレーション、カラーユニバーサルデザインの疑似体験、色彩感覚テスト
- 配色実習:戸建住宅の色彩設計演習 など
2日目:景観配色と実習による応用
- 色彩設計のポイント:景観との調和、景観色彩ガイドライン、提案書の作成
- 調色・塗装実習:塗料塗装板サンプルの作成
- マンションの色彩設計演習:個人制作とグループ制作、制作発表・評価
講師は日本塗装工業会の塗装技術者や、塗料・塗装業界の現役カラーコーディネーター。現場で蓄積された実践知に触れられる点が大きな魅力です。
対象者・こんな人におすすめ
- 塗料・塗装業界で営業・企画・マーケティングに携わる方
- 色彩設計や提案書作成のスキルを伸ばしたい方
- マンセル表色系や塗料用標準色を体系的に学びたい方
- カラーユニバーサルデザインや景観配色に関心のある方
2027年2月には、より高度な内容を扱う 「実践編」カラーコーディネータースキルアップセミナー の開催も予定されています。基礎編で学んだ内容を、翌年度の実践編へつなげるステップアップが可能です。
開催情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 1日目:2026年6月18日(木)10:00~17:10(東京・大阪をオンラインで結び同時開催) 2日目:東京 6月19日(金)/大阪 6月24日(水)9:30~17:00 |
| 会場 | 東京塗料会館 地下会議室(渋谷区恵比寿3-12-8)/大阪塗料ビル7階会議室(大阪市北区東天満1-9-10) |
| 募集人員 | 東京:20名程度/大阪:12名程度 |
| 受講料(2日間合計) | 会員:30,000円(税込)/一般:50,000円(税込) ※教材費・昼食費・交流会費を含む |
| 申込み期間 | 会員:5月7日(木)~6月8日(月)/一般:5月14日(木)~6月8日(月) |
| 主催 | 塗料塗装普及委員会((一社)日本塗料工業会・日本塗料商業組合・(一社)日本塗装工業会) |
受講料は 3団体の会員と非会員 で異なります。お申し込み前に、所属企業が日本塗料工業会・日本塗料商業組合・日本塗装工業会のいずれかの会員かをご確認ください。全2日間を受講された方には修了証書が発行されます。
色彩を学ぶ場は数多くありますが、塗料という素材と一体で色彩を体系的に学べる機会は限られています。塗料業界で色をめぐるコミュニケーションをより深めたい方にとって、貴重な学びの場となるはずです。
詳細・お申し込み: https://www.toryo.or.jp/jp/event/seminar/CCS2026basic.html