「青」を表す語と紫外線
監修: 色彩101
研究で分かったこと 79 / 80問
世界の142の集団(32の語族)について、その言語に「青」だけを表す語があるかどうかと、紫外線B波の量・緯度・人口・湖までの距離などとの関係を、統計で分析した研究があります。「青」だけを表す語がある言語が多かったのは、どのような集団?
正解
B. 紫外線B波の少ない高緯度に住み、人口が多く、湖に近い集団
解説
リヨン第2大学(フランス)などの研究グループが、32の語族にわたる142の集団について、言語に「青」だけを表す語があるかを調べ、紫外線B波の量、緯度、人口、湖までの距離、気候などとの関係をベイズ統計などで分析しました。紫外線B波が多い集団ほど「青」の語がない傾向があり、緯度が高い集団、人口が多い集団、湖に近い集団で「青」の語があることが多くなりました。赤緑の色の見分けにくさがある男性の割合も、紫外線B波が多い集団で低い傾向でした。集団ごとの資料をもとにした統計の分析です。
参考文献
- Josserand, M., Meeussen, E., Majid, A., Dediu, D.(2021)Environment and culture shape both the colour lexicon and the genetics of colour perception. Scientific Reports, 11, 19095. https://doi.org/10.1038/s41598-021-98550-3
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。