検眼士の色覚異常
監修: 色彩101
研究で分かったこと 28 / 80問
米国の学会に参加した検眼士(オプトメトリスト)55人に色覚検査を行い、眼底写真12枚から病変を見つけてもらった研究があります。先天色覚異常があった15人について報告されたのは?
正解
B. 15人のうち4人(27%)は、自分の色覚異常に気づいていなかった
解説
インディアナ大学の研究グループが、2024年の米国オプトメトリー学会の年次大会で、検眼士55人の色覚を検査しました。40人は色覚正常、15人は先天色覚異常で、15人のうち4人(27%)は自分の色覚異常を知りませんでした。眼底写真の病変を見つける成績は、色覚異常と年齢の両方で下がり、若い検眼士では色覚異常のある人のほうが成績が低く(p=0.002)、色覚補正レンズ(EnChroma)をかけても成績は上がりませんでした。色覚異常のある人の約半数(47%)が、日常生活で色の見分けに困ることがあると答えました。
参考文献
- Trevino, R. C., Tichenor, A. A., Kovacich, S., Cheung, H.(2025)Effect of congenital color vision deficiency on the ability of optometrists to correctly identify lesions in ocular fundus photographs. PLoS One, 20(11), e0337626. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0337626
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。