トマス・ヤングの1802年の論文の「3つの主な色」
監修: 色彩101
色の文化と歴史 31 / 37問
トマス・ヤングは、王立協会でのベーカー講演「光と色の理論について」(1801年11月12日に講演、Philosophical Transactions 第92巻、1802年)で、網膜の感じる点が応じる色の数を3つに限ると仮定しました。この論文が挙げた「3つの主な色(three principal colours)」は、次のうちどれでしょう。
正解
D. 赤・黄・青
解説
ヤングの論文(Philosophical Transactions 第92巻、1802年、12〜48ページ)は、仮説3の注(21ページ)で、網膜の感じる点それぞれに、あらゆる波と共振する無数の粒子があるとは考えにくいと述べ、その数を3つの主な色、赤・黄・青に限ると仮定しました。3色の波の大きさの比は、ほぼ8・7・6としています。緑の光は、黄と青に応じる粒子を同じように動かし、2色を合わせた光と同じ働きをすると書いています。神経の繊維は、主な色ごとに1つずつ、3つの部分からなるとしています。
参考文献
- Young, Thomas(1802)The Bakerian Lecture: On the Theory of Light and Colours. Philosophical Transactions of the Royal Society of London, 92, 12-48. https://doi.org/10.1098/rstl.1802.0004
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。