山鳩色(やまばといろ)

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アオバトの羽毛に由来する灰がかった黄緑色。『延喜式』では青白橡として登場した禁色の一つで、源平合戦では山鳩色と呼ばれました。『平家物語』では壇ノ浦の戦いで安徳天皇が入水されるシーンに次の描写があります。「山鳩色の御意にびんずらゆはせ給ひて・・・」。平安時代の貴族文化で登場した色名は植物や自然の情景からとられたものが多いが、武士が活躍した時代には動物、特に鳥の羽毛の色名がよく見られるようになります。