王家以外の使用が禁じられた青磁
監修: 色彩101
色の文化と歴史 5 / 37問
中国の越州窯で晩唐から五代にかけて作られた良質の青磁は、王家以外の使用が禁じられたことから、ある名前で呼ばれます。その名前は、次のうちどれでしょう。
正解
B. 秘色(ひそく)
解説
デジタル大辞泉は、秘色(ひそく)を、王家以外の使用を禁じたところから名がついた、中国の越州窯で晩唐から五代にかけて作られた良質の青磁と説明しています。精選版 日本国語大辞典は、天子へ供える物として臣下や庶民の使用を禁じたことを由来に挙げ、『宇津保物語』の用例を載せています。青磁は、素地や釉(うわぐすり)に含まれる微量の鉄分を還元炎で焼いて、青緑色に発色させた磁器です。唐の詩人・陸亀蒙に「秘色越器」という題の詩があります。
参考文献
- デジタル大辞泉・小学館(コトバンク)「秘色」(2026-10-12 閲覧) https://kotobank.jp/word/秘色-119773
- 精選版 日本国語大辞典・小学館(コトバンク)「秘色」(2026-10-12 閲覧) https://kotobank.jp/word/秘色-119773
- デジタル大辞泉・小学館(コトバンク)「青磁」(2026-10-12 閲覧) https://kotobank.jp/word/青磁-85843
- 漢籍リポジトリ Kanripo「『全唐詩』巻629 陸亀蒙「秘色越器」(四庫全書本の翻刻)」(2026-10-12 閲覧) https://github.com/kanripo/KR4h0140/blob/master/KR4h0140_629.txt
監修: 色彩101。この問題は、上の文献・資料を確かめて色彩101が作成しました。