2020秋冬メンズトレンドカラー(withコロナ時代も暮らしを彩り、笑顔で愉しもう!)
トレンドカラー(流行色)は誰が決めているのでしょうか。インターカラー(国際流行色委員会)は実シーズンの2年前にトレンドの予測をしてトレンドカラーを”提案”しています。その内容を受けて、JAFCA(日本流行色協会)もトレンドカラーを”提案”しています。
いずれの団体も社会に提案するトレンドカラーを決定して発信しています。ファッション関連産業、インテリア関連産業、プロダクト関連産業、メイクアップ関連産業はこれらの提案を受けて商品づくりを行っています。
この流れは商品・サービス作りに重要ですが、消費者にとってそれが”必ず”トレンドになるというものではありません。トレンド、トレンドカラーは最終的に消費者が選んで、人気が出たもののことです。
2020年は2年前どころか、半年前にも予測できなかったことが起きました。日本では東京オリンピックが開催される予定でしたが、もしコロナ感染症が広まらずオリンピックが開催されていれば社会背景は変わり、トレンドカラーも予測通りだったかもしれません。
ともあれ、インターカラーにしても、JAFCAにしても時代背景を入念に分析し、社会になじむトレンドカラーを提案しています。その過去からつながる未来への流れは、加速することや少しの変容はあるとしても大きく変わることはないのでしょう。私たち消費者はインターカラー合JAFCAの提案も意識しながら、よりよい社会の実現のためにトレンドカラーを作ることができるといいですね。
この流れは商品・サービス作りに重要ですが、消費者にとってそれが”必ず”トレンドになるというものではありません。トレンド、トレンドカラーは最終的に消費者が選んで、人気が出たもののことです。
2020年は2年前どころか、半年前にも予測できなかったことが起きました。日本では東京オリンピックが開催される予定でしたが、もしコロナ感染症が広まらずオリンピックが開催されていれば社会背景は変わり、トレンドカラーも予測通りだったかもしれません。
ともあれ、インターカラーにしても、JAFCAにしても時代背景を入念に分析し、社会になじむトレンドカラーを提案しています。その過去からつながる未来への流れは、加速することや少しの変容はあるとしても大きく変わることはないのでしょう。私たち消費者はインターカラー合JAFCAの提案も意識しながら、よりよい社会の実現のためにトレンドカラーを作ることができるといいですね。
withコロナ時代のトレンドカラー
withコロナ時代の社会トレンドはどのようになるでしょうか。ワクチンも期待されますが、少なからず2019年までには忘れられていた(その昔に存在していた)不安と共存しつつ、人とのつながり、本当に大切なことの理解と行動、思いやりといったことがキーワードになると思います。
トレンドカラーはそういったキーワードを可視化するようなものになるでしょう。
具体的には自然色でベーシックカラーとしてのベージュへの傾倒、おうち時間を緩やかに穏やかに楽しむディープトーンカラー、そして思いやりの橙を中心とした温かいカラーなどです。
JAFCAの2020年秋冬メンズウェアカラーのテーマは「オリンピアード」です。
>>2020年秋冬JAFCAメンズウェアカラー
その中で4つのカラーグループが提案されていますが、ベージュからブラウン系の「ニュートラルリズム」、また未来志向・ジェンダーレス、多様な楽しみ方を思わせる「フューチャーリスティック・アウトドア」をwithコロナ時代の生活スタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。
不安とともに過ごす日々ですが、ベーシックなことををコツコツと行いながら、明るい未来を意識した生活を送れるといいですね。
トレンドカラーはそういったキーワードを可視化するようなものになるでしょう。
具体的には自然色でベーシックカラーとしてのベージュへの傾倒、おうち時間を緩やかに穏やかに楽しむディープトーンカラー、そして思いやりの橙を中心とした温かいカラーなどです。
JAFCAの2020年秋冬メンズウェアカラーのテーマは「オリンピアード」です。
>>2020年秋冬JAFCAメンズウェアカラー
その中で4つのカラーグループが提案されていますが、ベージュからブラウン系の「ニュートラルリズム」、また未来志向・ジェンダーレス、多様な楽しみ方を思わせる「フューチャーリスティック・アウトドア」をwithコロナ時代の生活スタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。
不安とともに過ごす日々ですが、ベーシックなことををコツコツと行いながら、明るい未来を意識した生活を送れるといいですね。
ニュートラルリズムのコーディネート例
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やや黄みの温かみのあるオフホワイト。無垢なベーシックカラーとしてにを穏やかさをもたらします。 |
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パンツのブラウンは木々を思わせるカラー。体内に水の潤いを流しているとは思えないほど濃いブラウンでも、地道にコツコツと成長を続けています。 |
フューチャーリスティック・アウトドア
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少しだけ紫がかったブルーベースの赤。優しさのあるユニセックスな赤で、温かみと寛容な印象もあります。 |
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垢ぬけた人当たりのよいグレイ。赤に寄り添い、静かに伴走するような存在ですね。 |
2021年は様々なもののオンライン化がさらに進み、リアルとの連携・融合が期待されます。2021年春夏のトレンドカラーはどのようになるでしょうか。withコロナ時代に本質を理解し行動に移し、多くの人が安心して暮らせる社会を実現したいですね。
ライター・編集者
カラーオン Mitsuru
カラーコーディネーター自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。