ネクタイで色の調和を考えてみよう!
今回はデザイン性の高いネクタイを3点ご紹介します。
それぞれカラーデザイン性があり、ユニークで一味違ったデザインが魅力的です。
ネクタイはそれ1つで印象が大きく変わる重要なアイテムです。
Amazonなどで安く豊富なデザインのネクタイが販売されていますので、紺色以外のネクタイにもどんどんチャレンジしていきたいですね。
それぞれカラーデザイン性があり、ユニークで一味違ったデザインが魅力的です。
ネクタイはそれ1つで印象が大きく変わる重要なアイテムです。
Amazonなどで安く豊富なデザインのネクタイが販売されていますので、紺色以外のネクタイにもどんどんチャレンジしていきたいですね。
橙と濃紺のハーリキン・チェック
<PCCSトーン図(近似色)>
この2色は対照色相でトーンもやや対照的な位置づけになっています。
人が心地よいと感じる配色に明瞭性が高い配色が挙げられますが、こちらのネクタイは小さめのハーリキン・チェックで2色が交互に登場し、安定感のあるデザインになっています。
ややクラシックのイメージで、橙の光沢感でカジュアルな雰囲気になっています。
橙の温かさ、陽気さを感じますので、ややカジュアルな食事会におすすめです。
ちなみにハーリキンとは道化師(ピエロ)のことで、ユーモアなイメージがありますよ。
多彩な色使いのクラシックな格子柄
切替しがおしゃれなゴージャス感のあるネクタイ
<PCCSトーン図(近似色)>
明るい橙、暗いオレンジ、ブラウンなど数色使われている感じがしますが、基本は3色です。
色は隣接する色の影響を受けて見える現象があります。
隣の色の影響を受けて、隣の色に近づいて見える現象を「同化」と言います。
色相の同化、明度の同化、彩度の同化があります、こちらのネクタイでは主に明度の同化が起きています。
明るい黄色の隣の橙はより明るく見え、黒の隣の橙は暗く見えています。
同時に遠目から眺めると黒と橙は色が混ざり合って、ブラウンに見えてきます(併置加法混色)。
ストライプと格子柄の3つのパターンが合わさっていますが、ばらつきが少なく、すっきりと見えるデザイン性の高いネクタイです。
ライター・編集者
カラーオン Mitsuru
カラーコーディネーター自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。