山形和傘の職人を目指すハンドメイド作家【和雑貨工房き・ら・ら】さんをご紹介
今回ご紹介するのは、伝統工芸『山形和傘』の職人を目指している「き・ら・ら」さんのハンドメイド作品です。き・ら・らさんは山形和傘職人:古内清司さんに師事し、その製法を学んでいます。その一環で制作されたユニークな作品はminne上で気軽に購入もでき、多くの方を魅了しています。
>>プロフィール
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今回はインテリアで楽しむことができる”ミニ和傘”の作品をご紹介させていただきます。
その前に、山形和傘の古内清司さんについてご紹介させてください。
その前に、山形和傘の古内清司さんについてご紹介させてください。
山形和傘、古内清司さん
山形和傘は1789(寛政元)年にはじめてつくられたとされ、以来山形藩が生産を奨励してきた伝統工芸です。
山形和傘の骨は52本で一般的な番傘よりも多く、雪の重さにも耐えられるように堅牢な作りになっています。その反面制作も難しく、骨を組み、和紙を貼って油を塗り、干して乾かした後に漆を塗って完成するまで、ひとつひとつ丁寧に作り上げられていきます。
昭和初期には山形和傘の専門店が100軒以上あったようですが、現在でも作りづつけているのは古内和傘店3代目の古内清司さん(67歳)のみとなっています。
山形和傘の骨は52本で一般的な番傘よりも多く、雪の重さにも耐えられるように堅牢な作りになっています。その反面制作も難しく、骨を組み、和紙を貼って油を塗り、干して乾かした後に漆を塗って完成するまで、ひとつひとつ丁寧に作り上げられていきます。
昭和初期には山形和傘の専門店が100軒以上あったようですが、現在でも作りづつけているのは古内和傘店3代目の古内清司さん(67歳)のみとなっています。
■古内和傘店 店主:古内清司氏が語る和傘の素晴らしさ
YouTubeにアップされている古内さんへのインタビュー動画では、古内さんの穏やかな表情、丁寧な言葉遣いに和の温かさを感じます。”丹念に丹念に” ”作業をひとつひとつ積み重ねていく" "地道に積み重ねて" "一つ一つの工程をおろそかにしない" "正直に作り続けていく"。日本の伝統を守り続けていらっしゃいます。
>>山形和傘作りが最盛期
そのような山形和傘の製法を用いて、き・ら・らさんは作品を展開されています。今回はインテリアにも楽しいミニ和傘3点をご紹介させていただきます。
ミニ和傘 和雑貨インテリア
き・ら・らさんのこちらの作品は模様も含めて手作業で作られています。小さい傘はこんな感じに楽しめますよ♪
お部屋に飾ると夢のあるワクワクとした雰囲気になりますね♪色とりどりの模様、伝統工芸を身近に楽しみたい方におすすめです♪
※minne販売ページより・インテリアとして飾る
・ミニチュア畳と共に
・お香と楽しむのも良し
・ライトで照らして照明として使う
・傘の下にお茶菓子を置いて優雅なひと時に
…などなど使い方色々!
お部屋に飾ると夢のあるワクワクとした雰囲気になりますね♪色とりどりの模様、伝統工芸を身近に楽しみたい方におすすめです♪
『星空うずまき』
白と瑠璃色のような鮮やかな青のコントラストが綺麗な渦巻き模様。天ろくろのかっぱは紫と黄色で高級感のあるカラーコーディネートになっています。
『振袖和傘』 其の二
赤と黒の凛とした力強さとお花の可憐な雰囲気、そして黄色・黄緑のカジュアルな色使いのバランスが素敵ですね。赤と黒は口数少ない硬い雰囲気になりやすい色ですが、陽気なカジュアル色が入っていることで楽しくお出かけするようなイメージを感じます。
『振袖和傘』 其の四
昼間の華やかな宴のような朗らかで温かみのあるデザインです。黄色と黄緑はカジュアルなイメージですが、紫が上品でおしゃれな印象を作っていますね。黄色と類似色相の濃いめのベージュに自然な落ち着きがあり、淡いお花が楽しくお話をしているような情景を思い浮かべます。カジュアル×ロマンチックなカラーコーディネートですね。
き・ら・らさんの作品は山形和傘の製法を取り入れながら、明るく楽しい雰囲気のデザインが特徴的です。しっとりとした落ち着きのある和傘も素敵ですが、明るくハイカラな和傘も素敵ですね♪日本の伝統工芸の維持・発展に貢献されている姿にも頭が下がる思います。
き・ら・らさんの次の作品が楽しみです!
Happy color life for you, your family and your neighbers.
ライター・編集者
カラーオン Mitsuru
カラーコーディネーター自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。