【色彩クイズ】金色の別名とは・・・
今日のクイズは金色についてです。
【問題】金色の別名として適切なものはどれでしょう。
- 黄櫨染(こうろぜん)
- 生色(しょうじき)
- 今様色(いまよういろ)
生色(しょうじき)
<解説>
3つの中でも金色として適切な色は生色(しょうじき)になります。それぞれの色の解説は次の通りですよ。
黄櫨染(こうろぜん)・・・黄櫨(ハゼ)の心材と蘇芳(スオウ)によって染められた赤茶色で、天皇の袍に用いられます。
生色(しょうじき)・・・金は錆びることがなく生まれたときのままの色を保つことから生色(しょうじき)とも呼ばれます。初めて聞く方も多いのではないでしょうか。同じような漢字を使う生成色(きなりいろ)は染めていない自然のままの糸や生地の黄みがかった白色のことになります。
今様色(いまよういろ)・・・「今様」とは「今風」という意味で、平安時代に流行っていた紅花染めの色になります。
ライター・編集者
カラーオン Mitsuru
カラーコーディネーター自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。