リープマン効果とは・・・
赤と緑を並べると境界線がチカチカとハレーションを起こして、図や文字が読みにくくなる現象が起きます。この現象を第一報告者の名にちなんでリープマン効果と言います。
リープマン効果が発生する条件
リープマン効果は明度が近い色同士で起きます。PCCSでビビッドトーンの2番(赤)と12番(緑)は同程度の明度になっているため、リープマン効果を生じます。
リープマン効果は対照色相や補色色相で発生すると思われがちですが、ビビッドトーンで8番と20番は補色色相でもリープマン効果は見られません。
これは同じビビッドトーンでも明度に差があるためです。
リープマン効果は対照色相や補色色相で発生すると思われがちですが、ビビッドトーンで8番と20番は補色色相でもリープマン効果は見られません。
これは同じビビッドトーンでも明度に差があるためです。
可読性を確保する
リープマン効果を回避するためには色相差や彩度差よりも明度差を意識することが大切です。皆さんが看板やチラシをデザインされることがあれば、トーンでイメージを固めながらも、隣接する色同士の明度は異なるようにしてください。そうすることで見る人が図や文字を読みやすくなり、印象がよくなります。
色を変更したくないときはセパレーション
リープマン効果が生じたときでも色を変更したくない場合には、ハレーションを起こしている2色が隣接しないように、間に異なる色を挟みます。間に挟む色には白、黒で、あるいは使われる2色と明度差が大きくなる色を用います。このような色の使い方をセパレーションと言い、心地よい配色を提供するための配色技法のひとつになっています。
ライター・編集者
カラーオン Mitsuru
カラーコーディネーター自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。