側抑制とは・・・
動物の視覚は色や形のあるものの境界をはっきりと見えやすくするように、境界線を強調して感じ取る機能を持っています。これを側抑制といいます。
次の図のように段階的に明度が異なる色票を隣接して並べると、隣接している近辺だけ明るさが変化しているように見えます。
光を感知する視細胞が網膜の中に無数に存在(1億個程度と言われている)する中で、近隣する視細胞同士の活動を抑制的に作用させることで、境界線を際立たせて見えるようになっていることから側抑制と呼ばれています。
光を感知する視細胞が網膜の中に無数に存在(1億個程度と言われている)する中で、近隣する視細胞同士の活動を抑制的に作用させることで、境界線を際立たせて見えるようになっていることから側抑制と呼ばれています。
対比の一種
これは対比による現象と同じで、特に縁辺対比(えんぺんたいひ)と呼ばれています。
対比の一種ということで、色相対比、明度対比、彩度対比において縁辺対比は観測することができます。
対比の一種ということで、色相対比、明度対比、彩度対比において縁辺対比は観測することができます。
ライター・編集者
カラーオン Mitsuru
カラーコーディネーター自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。