色彩を学ぶ

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ロマンチックの配色イメージ ~甘く柔らか、夢みるような、繊細な~

ロマンチックイメージの概要
ロマンチックは、「かわいい」「可憐な」「愛らしい」といったイメージです。中~低彩度で暖色系の高明度色を組み合わせて表現します。白を合わせて可憐なイメージを表現する手法も用いられます。

同じく女子的なイメージとして「ガーリー」がありますが、ガーリーは直線的で、高彩度色や寒色も使用します。ロマンチックとカジュアルの中間のようなイメージですね。

ロマンチックはアクセントカラーのコントラストは控えめにして柔らかなイメージにします。
 
ファッションでは、優しく甘く、デリケートなイメージを持ったスタイルとなります。年齢を問わず乙女心を忘れないような繊細さを柔らかな色調やフレアスカート、フリルやドレープのあるワンピースやブラウス、パンツで表現します。 素材・柄ではツイードやウールなどの上質なものから、光沢のある玉虫色や、変わり織りを用いた化繊素材まで幅広く用いることが可能です。基本は無地。凝ったデザインを邪魔しない程度に細かいペイズリーや抽象模様なども使用されます。
ロマンチックの配色例①
<色票サンプル>
<PCCSトーン図(近似色)>
 
ロマンチックの配色例②
<色票サンプル>
<PCCSトーン図(近似色)>
 
配色技法、イメージの演出
色彩調和の知識があるとロマンチック配色をデザインやコーディネートに取り入れ易くなります。ロマンチックに近いイメージとの代表的な色の違いもご確認ください。
 

<配色技法>

 

<ロマンチックに近いイメージ>

ロマンチックの関連情報
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ライター・編集者

カラーオン Mitsuru

カラーコーディネーター

自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。
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