色彩を学ぶ

” 毎日が楽しくなる色彩知識を学ぼう! ”

 

【配色イメージまとめ】基本的な色使いができるようになろう!

ファッション、インテリアから各種プロダクトデザインまで、人が感じる「イメージ」は色の組み合わせに大きく影響を受けます。例えば「カジュアルな」とか「シックな」といったイメージは使う色によって表現することができますが、この色によるイメージのことを「配色イメージ」または「カラーイメージ」と言います。

配色イメージにはカジュアル、ナチュラル、モダンなどがあります。ファッションなどスタイル用語と混同して使われるため”あいまい”になることが多いですが、配色イメージとしての各イメージは一定のルールに沿った色が使われます。

そのルールを必ず守らなければそのイメージにはならない、ということはありませんが、一定のルールを知っておくことで色をより楽しむことができるようになりますよ。

TPOに合わせて色を使うために基本となる色使いをマスターしましょう♪
配色イメージ一覧
配色イメージのパターンをご紹介します。各パターンの詳細をご覧ください。
 

カジュアル

カジュアルの配色例

カジュアルの配色イメージは太陽の光を感じさせるオレンジ色を中心とした暖色系に、高明度高彩度の色でまとめたものになります。

アクティブ

アクティブの配色例

アクティブの配色は高彩度の暖色系をメインカラーとし、同じ高彩度で対照色相や黒を合わせた配色イメージになります。

ナチュラル

ナチュラルの配色例

ナチュラルの配色には、赤、橙、黄、黄緑、緑の暖色から中間色を使用し、中明度の低・中彩度色を中心にトーナル配色のように濁色を使用します。

ロマンチック

ロマンチックの配色例

ロマンチックは「かわいい」「可憐な」「愛らしい」といったイメージです。中~低彩度で暖色系の高明度色を組み合わせて表現します。

エレガント

エレガントの配色例

エレガントなイメージと言えば藤色のような紫色を思い浮かべる方が多いように、中明度の紫系の色をメインカラーに、低・中彩度の比較的明るい優しい色でまとめるとエレガントなイメージなります。

クラシック

クラシックの配色例

クラシックはダークトーン・ダークグレイッシュドーンの暖色系(=ブラウン)をベースカラーに、同系トーンをアソートカラーに使用した渋く、温かみのあるイメージとなります。

シック

シックの配色例

シックの配色は中・低明度の無彩色やgトーンをメインカラーにするケースが多く、アソートカラー・アクセントカラーでもコントラストを控え、色みの違いを感じる程度に穏やかな、滑らかな配色にします。

モダン

モダンの配色例

モダンは無彩色を使用したハイコントラストな配色でメリハリをつけます。特に寒色系をベースカラーとして使用することが多く、アソートカラー、アクセントカラーに葉明度差、彩度差を大きくなる色を使用しますは

クリア

クリアの配色例

クリアは中~低彩度で寒色系の高明度色を組み合わせた爽やかなイメージになります。

ライター・編集者

カラーオン Mitsuru

カラーコーディネーター

自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。
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